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![]() 2007年2月公開の『Wild Hogs/ワイルド・フォッグス』を観てきました。トレーラーを観たときから面白そうなコメディで楽しみにしていた作品。おじさんばかりですが、キャストもかなり豪華です。ジョン・トラボルタ、テム・アレン、マーティン・ローレンス、ウィリアム・H・メイシー皆主役クラス。監督はウォルト・ベッカー。 【あらすじ】 John Travolta/ジョン・トラボルタ演じるWoody/ウディとMartin Lawrence/マーティン・ローレンス演じるDoug/ダグとWilliam H. Macy/ウィリアム・H・メイシー演じるDudley/ダドリー、Tim Allen/ティム・アレン演じるBobby/ボビーはオハイオ州シンシナティーに住む、40代後半の高校時代からの同級生4人組。彼等はそれぞれ仕事や家族のいざこざからくるストレスでうんざりした毎日を過ごしていました。そんなある日、離婚して家も仕事も財産も失ってしまったウディが『西海岸へ向かってバイクで旅に出よう』と持ちかけ、アメリカ横断の旅に出ることになります。携帯もGPSも捨ててつかの間の自由を追い求めて。しかし、もともとバイク乗りでもなんでもないちょいワルおやじに憧れるの4人組。バイクの腕もかなり微妙。それでも4人は“Wild Hogs/野ブタ”というチーム名まで決めて彼等の珍道中が始まったのです。最初に小さなトラブルはカラスの糞の嵐に見舞われ。キャンプをすれば、テントは燃えて、吹きさらしで4人抱き合って野宿。挙句にゲイのポリスからは羨ましがられ、素っ裸で水浴びしてたら、家族連れが着てしまい、家族連れをやり過ごしたら再び素っ裸のゲイポリスが。予想以上の珍事に見舞われてしまいます。挙句の果てに素人丸出しのバイカーぶりが災いし、Ray Liotta/レイ・リオッタ演じるバイクギャング集団 "デル・フエーゴス"ヘッド・Jack/ジャックの反感を買ってしまうのです…。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【レビュー】 ウディの最初発想はカッコ良さ気だけど、案の定そうカッコ良く行くわけが無くの、珍道中ぶりにかなり笑えました。下ネタありの人間味溢れるコメディアドベンチャーですが英語がわからなくても大丈夫。隣のおじさんも後ろに座っていた子供も大爆笑でした。笑いが止まらなくて期待以上に楽しかったです。映画評論家の評価はあまりよくなかったのですが、絶対観ながら笑っていたに違いないと思います。台本や設定を作るのが楽しそうな作品。最後の美味しいところをピーター・フォンダがさらって行っちゃうんですけど。最後のローリングテロップ直前の映像も面白かったです。 オフィシャルサイト Wild Hogs/ワイルド・フォッグス ![]() 2007年2月公開の『Because I said So/ビコーズ・アイ・セッド・ソウ』 を観てきました。旦那は老けちゃったダイアン・キートンは見たくなかったらしく一人でゆっくり観賞できました。すごく予告が面白かったのと時代に左右されないダイアン・キートンのファッションセンスが楽しみでかなり前から楽しみにしていた作品です。監督は好きと言えなくてのMichael Lehmann/マイケル・レーマン 【あらすじ】 Diana Keaton/ダイアン・キートン 演じるバツイチで3人の成人した娘を持つシングルマザー、Daphne/ダフニィ。Lauren Graham/ローレン・グレアム演じる長女のMaggie/マギーはしっかり者で幸せな結婚生活をおくっています。 Piper Perabo/パイパー・ペラーボ演じる次女のMae/メイはセクシーだけど男を見る目を持っていて、彼女も幸せな結婚生活を送っていました。そして Mandy Moore/マンディー・ムーア演じる末娘のミリーも彼氏とラブラブ。そんな娘たちと仲良くショッピングやエステ三昧のダフニィでしたが、60歳の誕生日を迎える事実を受け入れられず、ひどく落ち込んでいました。 そんなある日、ミリーが彼氏に振られてしまいます。ダフニィは自分と同じ過ちを娘に繰り返させないため末娘、ミリーにとっての最高の男性探しを始めます。それもインターネットで理想の男を募集し、1人1人を面接。勿論ミリーには内緒で。でも来る男性は皆目ダフニィのお眼鏡にかかりません。そんな時、ホテルのバンドの仕事をしていた Gabriel Macht/ガブリエル・マクト演じるJohnny/ジョニーがダフィニを気に入ったからと云って自ら立候補するのですが、丁度最後に面接予定のTom Everett Scott/トム・エヴェレット・スコット演じるJason/ヤンソンが現れて立ち去ります。でもジョニーはさりげなくミリーの仕事の名詞を持って行きます。見た目もプロフィールもすっかりジャンソンを気に入ったダフニィはきっかけを作るように仕向けます。何も知らないミリーの仕事(パーティデリバリーサービス)にオファーを入れさりげなくデートに誘うヤンソン。そしてジョニーもまたミリーをナンパしデートのきっかけを作ります。ダフニィや姉妹と仲の良いミリーは早速彼氏ができそうなのと報告。みんなで張り切ってデートの服を買いに行きます。そしてダフニィはこっそりデートについてくるのですが・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【レビュー】 過保護な母親と年頃の三人の娘を描いたコメディーで、単純に面白かったです。母親役のダイアン・キートン、そしてアーティストとしても活躍する娘役のマンディー・ムーア、それぞれの心情溢れる演技は見どころです。ダイアン・キートンの洋服がどれもかわいい!あんなふうに年取ってあんなふうに服をさらっと着れたら素敵だなって思います。彼女の仕草と表情を追ってるだけで楽しい。ロサンゼルスのお洒落なレストランも出てきてチェックしに行かなきゃと思ってしまいました。 自ら立候補しちゃうママのもくろみ外の男性を演じるガブリエル・マクト(Gabriel Macht)はとってもキュートでした 母親好みの男性はイマイチかな。イマイチな役をしてるからだろうか、しっかりイマイチに見せてるとこが役者です。予想外の脇役男性が最後においしいとこさらうのが面白かったです。 オフィシャルサイト Because I Said So/ビコーズ・アイ・セッド・ソウ 2007年バレンタインディー公開の「Music and Lyrics/ラブソングができるまで」を観てきました。大好きなドリュー・バリモア&ヒュー・グランドのラブコメなので予告を観たときから楽しみにしていた作品です。 今回もドリュー・バリモアのファッションが楽しみ。久しぶりにドリューの歌声も聞けそうだし。監督、脚本は『トゥー・ウィークス・ノーティス』『デンジャラス・ビューティー2』のマーク・ローレンス。 【あらすじ】 Hugh Grant/ヒュー・グランド演じるAlex Fletcher/アレックス・フレッチャーは、80年代の人気「POP」のカリスマ・スターでした。でも年齢の衰えには逆らえず、人気も下降気味に。今ではすっかり落ちぶれて、最近の仕事はカントリーフェアや遊園地、時には同窓会の催しなどの公演ばかりになっていました。そんなある日、彼の元に人気絶頂のポップス界歌姫、Haley Bennett/ヘイリー・ベネット演じるCora Corman/コーラ・コーマンからデュエット曲の作詞作曲と収録のオファーが舞い込みました。かつてのカリスマ・ミュージシャン・アレックスにとっては、まさにカムバックを果たすための絶好のチャンスがめぐってきたのですが、アレックスは20年も曲を作ってないし、しかも作詞の経験は全くなかったのでした。それでもカムバックのチャンスを無駄にするわけにはいかず数日中に仕上げなければなりませんでした。そんなアレックスの前に現れたのは、彼の家の植木の世話をするちょっとユニークで気まぐれな女性Drew Barrymore/ドリュー・バリモア演じるSophie Fisher/ソフィー・フィッシャーでした。ソフィーが植木に水をやりながら、鼻歌まじりに歌った歌詞が、作曲・作曲に四苦八苦していたアレックスの琴線に、触れたのでした。抜群の言葉のセンスを持つソフィーは、作詞に苦しむアレックスにとってまさに救いの女神。ところが、キャンベル・スコット演じる作家スローアン・ケイツとの失恋から立ち直ったばかりのソフィーは、誰かと共同で何かをするなんてことには考えもつかないこと。またアレックスも他人とかかわるのが嫌いな性格でした。しかし後がないアレックスは必死にソフィーを説得。 仕事として引き受けたドリューとアレックスは作曲しながら絆を深めていくうちに、それぞれの心と音楽に向き合っていくことになるのですが…。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【レビュー】 とっても軽めなラブコメで、見終わった後あったかくなるような作品でした。ドリュー・バリモアも相変わらずCute❤いつまでもフレッシュでお洒落な彼女は憧れの女性です。 ヒュー・グランドは『ラブ・アクチャリー』の中で「ジャンプ♪」にあわせて腰フリダンスを披露していますが、今回はさらにパワーアップの腰フリダンスでした。最初に“POP”のPVが流れるんですが、その中のヒュー・グランドがめちゃくちゃ面白く、本当に80年代のミュージシャンにいたような…歌って踊ってちょっとテレが入ってるのも余計好い感じでした。46歳でも頑張ってます。 結構好きなラブコメスターのこの2人、一見意外な組み合わせと思っていたのですが、昔ある事件を起こしたヒュー・グランドにドリュー・バリモアが激励の手紙を送ったことからプライベートでも親友同士だそうです。だからあんなに息の合った雰囲気を見せられたのも納得。映像的にはアレックスの住むコンドがNew Yorkのアッパーウエストの界隈や、ミートマーケット、セントラルパークなど懐かしいNew Yorkがたっぷり堪能できたので余計楽しめました。 オフィシャルサイト ラブソングができるまで(日本語) Music and Lyrics (英語) 2007年2月公開のHANNIBAL RISING/ハンニバル・ライジングを観てきました。「羊たちの沈黙」・「ハンニバル」・「レッド・ドラゴン」に続く、レクター博士シリーズの第4弾で、レクター博士の幼少期&青年期のお話です。だから、アンソニー・ホプキンスは出てません。大好きなこのシリーズ、レクター博士の人格形成にとっても興味あるし、予告編も面白そうだったので楽しみにしていた作品です。若き日のハンニバル・レクターを演じるのはギャスパー・ウリエル。ハンニバルの叔父の妻ムラサキ夫人にコン・リー。監督はピーター・ウェーバー。脚本は原作者であるトマス・ハリス自らが執筆しました。【あらすじ】 1944年―。戦況の強まるリトアニア。裕福な家庭に生まれ、中世の頃先祖のよって建設されたレクター城で暮らすAaron Thomas・アロン・トーマス演じるハンニバル少年は、ナチス軍とソ連軍の戦争によって城から非難を強いられました。ある日、レクター一家が隠れて暮らす小屋へ、ソ連軍の巨大な戦車が現れました。ソ連軍は水と燃料を補給するためだけだったのですが、突如ナチス軍の戦闘機が現れ戦闘が始まりました。レクターとHelena Lia Tachovska/ヘレナ・リア・タチョヴスカ演じる彼の幼い妹・ミーシャの目の前で繰り広げられる銃撃戦。幼い兄弟は、目の前で家族を失ってしまいました。生き残ったハンニバルとミーシャは、以後、冬を越すため2人でなんとか小屋で暮らすことになります。ある日小屋の中の明かりが漏れ、兵士6人によって2人は発見されますが、この兵士達はナチス軍の親衛隊長を射殺した脱走民兵でした。乗り込んできた民兵にハンニバルは必死で抵抗するのですが、所詮は10歳の少年。大人にかなうはずもなく、彼とミーシャは鎖でつながれてしまいます。真冬に逃走していた民兵6名は、極限状態にあり既に飢餓に近い状況で、彼らは子供2人の肉付きを調べ、ミーシャが肺炎で先が長くないと知ると、死ぬまで待てないと彼女を食糧とするため外に連れ出すのでした。そしてそれが生きたミーシャの最後でした。 舞台は変わって1952年のソ連に占領されたリトアニア。レクター城は孤児院として使用されていました。そこには、言葉を一切発しない18歳のGaspard Ulliel/ギャスパー・ウリエル演じるハンニバルの姿が。ハンニバルは毎晩のように悪夢にうなされて、かつての自分の家の中で、まるで囚人のように暮らしていました。ハンニバルの態度に反感を持っているグループのリーダーが彼に手を上げようとしたとき、ハンニバルは手に持っていたフォークでリーダーの手を刺します。この事件とハンニバルの毎晩うなされる姿に、腹立たしさを覚えた係員は、罰として城の別塔に閉じ込めます。しかし城はかつての自分の家でハンニバルは城内の他の部屋へ移動する秘密の通路を作っていたのでした。かつて母が家族の思い出の品をしまっておいた部屋で、ハンニバルは何通かの手紙と写真を発見。それは避難する前に母親が保管しておいたもので、手紙はフランスに住む叔父からのものでした。失うものは何もないハンニバルは闇夜に紛れて孤児院を脱出し、叔父と叔母を求めてフランスを目指します。 列車に飛び乗ったハンニバルは、パリにある叔父の邸宅に到着。しかしGong Li/コン・リー演じる、叔父の妻・日本人のムラサキから叔父が戦死したことを知らされます。広い邸宅で一人未亡人となって暮らしていたムラサキ夫人は、叔父の面影があるハンニバルを、喜んで迎え入れます。しかしハンニバルの悪夢は収まることはありませんでした。心配したムラサキは、ハンニバルのトラウマを救うべく話すように諭すのですが…。ある晩、ムラサキが地下室に設けられた社で先祖に祈りを捧げているところにハンニバルは入ってきました。地下室にはその他に、お面や日本刀、鎧が飾られていました。彼女は鎧の前に座り、丁子油による日本刀の手入れの仕方をハンニバルに示し、そして一枚の巻物を彼に見せる。そこには、敵の生首を晒す絵が描かれていた。ムラサキ婦人は更にハンニバルに自らのトラウマを力に変える方法を教え、以後、数年に渡ってムラサキ婦人はハンニバルに剣道や生花、そして先祖を敬う心などを教え込みます。 やがてハンニバルとムラサキの関係は、叔母と甥のそれ以上の意味を持った特別なものとなっていきます。ムラサキとハンニバルが市場に買物に出掛けた時、肉屋の太ったオヤジが彼女に対して、差別的で卑猥なコメントを叫びました。ハンニバルは肉屋のオヤジに掴みかかるが周囲に取り押さえられ、その場では事なきを得ます。しかしハンニバルはそのまま放っておくわけがなく、彼は肉屋が釣りから帰るのを、楽器を弾きながら待ち伏せます。肉屋はナイフでハンニバルを襲うのですが、ハンニバルは日本刀を用意していました。ハンニバルは全く躊躇せず肉屋を切り刻んでいきます。そして最後に肉屋の生首が皿に乗っているスケッチを彼に見せ、ハンニバルは彼の首を切断。これは彼を連続殺人鬼にした序章でした・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【レビュー】 Hannibal Lecter(「羊たちの沈黙」に登場するレクター博士)という人格が形成されるというのが、すごく興味があったのですが、戦争時に受けたトラウマ・復習って、あまりにも安易で判り易い設定。薄っぺらな内容でちょっとがっかりしました。異常殺人者としての覚醒までしか描かれてないので、まったく怖くもドキドキ感もなかったし、せっかくのハンニバルシーリーズなのでもう一ひねりは欲しかったような気がします。最後は“次回作もあり“のような終わり方だったのでげんなり。主演のギャスパー・ウリエルが悪いわけじゃないから、製作サイドの問題でしょうけど。あと何故か日本風文化。“風”と書いたのは、家具等は殆どシノワズリー。昔ヨーロッパで流行ったとはいえ日本人の夫人がいる家では無理があったような気がします。まぁ演じたのはコン・リーで彼女はチャイニーズですが。またムラサキ夫人の先祖は紫式部という設定らしく、それも強引な気がしますが、平安貴族と武士道とのごちゃ混ぜにはかなり幻滅。ハリウッドメジャーが日本での配収を考慮してというのも判りますが、めちゃくちゃでした。まぁ批判はこのくらいで。キャスティングに関しては、とても将来あのレクター博士になるとは思えないくらい、少年レクターは可愛く、青年レクターは美しかったです。あるシーンで血糊が彼の顔にかかるのですが、色が白いからこれまた映えるんです。たぶん続編は作られると思います。なんだかんだ云いながらもまた観にいくんですけど。この続編のほうが面白いかも。目の保養にもなるから、できればまた彼に主演してもらいたいなぁ。 オフィシャル・サイト Hannibal Rising (英語) ハンニバル ライジング (日本語) 2007年1月公開の『Smokin’Aces/スモーキン・エーシーズ』を観てきました。「Hollywoodland/ハリウッドランド」で演技は良いものなんとなく物足りなかったベン・アフレックが主演ということで楽しみにしていた作品。出演人は他に、アンディガルシア、コモン、アリシア・キース、ライアン・レイノルズ等々とっても豪華です。監督はNARC/ナークのジョー・カーナハン。次回作はジェイムズ・エルロイ著ジョージ・クルーニー主演の『ホワイト・ジャズ』の監督にもすでに決まっています。 予断ですが、1月26日はベン・アフレックの奥様ジェニファー・ガーナーの「Chach and Release/キャッチ・アンド・リリース」も公開されました。2本観たかったけど、時間がなくて断念。 【あらすじ】 Joseph Ruskin/ジョセフ・ラスキン演じるイスラエル系マフィアのボスPrimo Sparazza/プリモ・スパラッツァは、ラスベガスのギャングに不利な証拠を提出することを条件に、Jeremy Piven/ジェレミー・ピヴェン演じる三流のトランプマジシャンAces/エースと法外な金額の契約を結びました。しかし、この契約がプリモ・スパラッツァの尻尾を掴むと考えた、FBIはエースの隠れ家がある、レイク・タホのホテルでエースを保護拘置しFBIのエージェントRyan Reynolds/ライアン・レイノルズ演じるRichard Messner/リチャード・メスナーと演じるRay Liotta/レイ・リオッタ演じるDonald Carruthers/ドナルド・カルザースの監視下に措く事に。エースは、Common/コモン演じるSir Ivy/サー・アイヴィー等のボディガードとレイク・タホのホテルで待機し、Andy Garcia/アンディ・ガルシア演じるStanley Locke/スタンレー・ロック等FBIと有利な司法取引をするため弁護士を雇い交渉させていました。 同じ頃プリモ・スパラッツァを内偵中のFBIエージェントは、盗聴から、プリモ・スパラッツァがエースの裏切りを知り、エースを殺すために100万ドルの報奨金をつけたことを知ります。エースの殺人報酬が100万ドルということは瞬く間に広がっていき、ラスベガスのギャングに雇われたJason Bateman/ジェイソン・ベイトマン演じる弁護士のRupert “Rip” Reed/ルパート・リップ・リードは、レイク・タホのホテルからエースをラスベガスに戻すため、Ben Affleck/ベン・アフレック演じるJack Dupree/ジャック・デュプリーとPeter Berg/ピーター・バーグ演じる"Pistol" Pete Deeks/ピストルのピータ・ディークとMartin Henderson/マーティン・ヘンダーソン演じるHollis Elmore/ホリス・エルモアという3人の元警察官を雇います。在る者は、フリーなレズビアンアサシンの2人組みAlicia Keys/アリシア・キース演じるGeorgia Sykes/ジョージア・サイクスとTaraji Henson/タラジ・ヘンソン演じるSharice Watters/シャリス・タワーズはフリーランスのアサシンでバレット・ライフルを使う女狙撃手を雇い。また在る者はネオナチ三兄弟のChris Pine/クリス・パイン演じるDarwin/ダーウィンとKevin Durand/ケヴィン・デュランド演じるJeeves/ジェーヴィスとMaury Sterling /モーリー・スターリン演じる のLester/レスターのTREMORS/トレマーズ三兄弟はチェーンソーやマチェットやストリートスイーパー使いを雇いますそして、誰にでも化けられる変装の名人で拷問の名手を雇い、エースの首争奪戦が始まるのですが、立ち向かうFBIのセキュリティーとの攻防戦の裏に隠された陰謀も蠢きます…。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <レビュー> ベン・アフレックが主役と各映画情報サイトに載っていたのに違ってました。イマイチよくわからないまま騙された~と思いきや、全体のノリが良かったので結構面白く楽しめました。ベン・アフレックは???でしたがアリシア・キースはめちゃセクシーでカッコイイ!何故かコモンと抱き合うシーンがあるのですが、ソレもなんか良い感じです❤。目を疑ったのがアンディ・ガルシア。一寸見ないうちに太っちゃってびっくりしました。オーシャンズ13のトレイラーはそんなになっていなかったのに…。貫禄を作りたくって太ったのか定かではありませんが。主演は悪魔の棲む家のライアン・レイノルズ。結構イケメンな俳優。日本ではあまり知名度がないので今後が楽しみかも。概要はそんなに難しくないのですが、スラング多すぎて私のボキャブラリーでは一寸パクパクしちゃいました。とってもクレイジーな作品ですが、アクション・コメディというよりはクライム・コメディなのでブラックなシーンもてんこ盛りだけど、ガンアクションやお茶目なシーンで惹き付けていたと思います。音楽も凄くいいのでサントラ盤を買う予定です。(コレ結構売れてるようです)日本ではまだ公開は未定ですが、サントラ同様チェックしている人も沢山いるはず。 オフィシャル・サイト Smokin’ Aces/スモーキン・エーシーズ 2007年の1本目は、2006年12月公開のDreamgirls/ドリームガールスを観てきました。ジェミー・フォックスにビヨンセとお気に入りの役者陣が主演ということで楽しいにしていた作品。ビヨンセの10kg減量もこの作品のためだったことは有名ですね。鑑賞したのは先日(1月15日)の第64回ゴールデン・グローブ賞発表前だったのですが、作品賞、エディ・マーフィが助演男優賞、ジェニファー・ハドソンが助演女優賞を授賞と3冠に輝いたのも納得する作品です。アカデミー賞も最多の6部門で8ノミネート!この作品は1980年代にヒットしたブロードウェイミュージカル「DREAMGIRLS」を映画化したもの。監督は「シカゴ」の脚本を担当したビル・コンドン。![]() ![]() ![]() 【あらすじ】 舞台は60年代のデトロイト。この街で生まれ育ったJennifer Hudson/ジェニファー・ホリディ演じるEffie White/エフィー・ホワイト、Beyonce Knowles/ビヨンセ・ノウルズ演じるDeena Jones/ディーナ・ジョーンズ、そしてAnika Noni Rose/アニカ・ノニ・ローズ演じるLorrell Robinson/ローレル・ロビンソンの三人は“ドリーメッツ”というグループを結成。 彼女らの夢は、音楽で成功することです。リードボーカルは圧倒的な歌唱力を誇るエフィー。彼女らは、Keith Robinson/キース・ロビンソン演じるエフィー。の弟C・C・ホワイトが作詞作曲した"Move"を引っ提げて、デトロイト・シアターの新人オーディション・コンテストに出場しました。しかし観客の熱狂的な支持を受けるものの、惜しくも優勝はできませんでした。その傷心の彼らに声をかけたのが、 Jamie Foxx/ジェミー・フォックス演じる中古車販売会社を経営するCurtis Taylor, Jr./カーティス・テイラー・Jrでした。カーティスは扱う商品を車から音楽に替えるチャンスを狙っていたのでした。そこに現れたのが、“ドリーメッツ”という原石。カーティスは、Eddie Murphy/エディ・マーフィー演じる、ローカルスターでありながら、ソウルとロックを融合させ、デトロイト・シアターで抜群の人気を誇る、James "Thunder" Early/ジェイムズ・"サンダー"・アーリー のバックコーラスの代役として三人をデビューさせます。そこから彼らは順調にヒット街道を邁進していき、デトロイトの若者のみならず、全米の注目を一気に集め、レコードセールスでも黒人アーティストがランクインすることのないポップスのヒットチャート入りを果たしたのです。そしてカーティスは、Danny Glover/ダニー・グローバー演じるMarty Madison/マーティ・マディソンからジェイムズ・"サンダー"・アーリーのマネージメント権を奪い、自らのレーベル“レインボー・レコード”を立ち上げ勝負に出ました。そして次第に輝きを放つディーナが人気を集めていくことで、カーティスは方向転換を考えディーナ・ジョーンズ中心の“ザ・ドリームス”として3人をデビューさせます。しかし自分の歌唱力のほうが上を行くと信じ、不満気な/エフィーは仲間内で悪態をつき、無断で何日もリハーサルを休んでしまいます。/エフィーの歌唱力を認めるものの、わがままさ加減に怒りを爆発させるローレル。ディーナの内部に芽生えるアーティストとして一人の人間としての自我の目覚め。頂点で訪れるグループ内の亀裂は、“ザ・ドリームス”からエフィーが脱落しまいます。ディーナ・ローレルは、カーティスの元でSharon Leal/シャロン・リール演じるMichelle Morris/ミッシェル・モーリスと新たな“ザ・ドリームス”としてスーパースターの階段を駆け上がっていくのですが・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <レビュー> 元々良く知られたブロードウェイ・ミュージカルの映画化で、ストーリーは、ダイアナ・ロスをリードボーカルとした女性3人ボーカルグループ「スプリームス」を彷彿させるグループ「ドリームメッツ」のトップに上りつめていく過程、ジェームス・ブラウンにマービン・ゲイを掛け合わせた様なジャームス・“サンダー”・アーリー、60年代に110曲のTop10ヒットを生み出したモータウン帝国を築きあげたペリー・ゴーディを思い起こさせるカーティス、モータウンの人気者達を思い起こさせる登場人物たちのドラマを追うものです。 映像の圧倒的な美しさ、歌のシーンの迫力、出演者達の熱演振りは素晴らしいものがありました。とてもハリウッド映画らしい“輝き”を持つ作品です。 そしてゴールデン・グローブ賞・助演女優賞を受賞し、アカデミー賞でも同賞ノミネートしているジェニファー・ハドソンの存在感や歌唱力に圧倒されてしまいました。新人とても新人とは思えません。一発目の"Move"で彼女が口を開いた時点でその歌唱力に驚き、中盤のハイライトとなる名曲"And I Am Telling You I'm Not Going"については、思わず拍手をしてしまいました。映画全体を通しても主演のビヨンセを食っていたと思います。 当然ビヨンセも聴かせる場面が多いのですが、どちらかといえばルックスの方が印象に。 エディ・マーフィーも久々のミュージシャンとして歌唱力を披露しています。また今作品の彼の演技は、“栄光と崩壊”と近年にない苦悩を見事に演じていたと思いました。ジェミー・フォックスも吹き替えなしで歌声を披露しているにですが、この出演人ではちょっとという感じでした。 この作品はアカデミー賞ではHenry Krieger/ケニー・キンガーの作曲した曲が3曲も歌曲賞にノミネートされるように音楽も素敵なので、ミュージカルに興味のない人でも、納得できると思います。音楽好き、特にモータウン・サウンドに代表されるブラック・ミュージック好きには絶対のお勧めです。 オフィシャル・サイト ドリームガールズ(日本語) Dreamgirls(英語) 2006年12月公開の「Night at the Museum/ナイト ミュージアム」を観てきました。予告を観た時から面白そう!と思っていて、気になっていた作品です。何にも考えずに笑える作品が観たかったので、2006年の最後はベン・スティラーのコメディ作品にしました。一応原作があるらしいですが、子供用の小説のようです。作品の評価はあまりよくないのですが、興行成績は2週連続で1位です。【あらすじ】 ニューヨーク・マンハッタンにある、アメリカ自然史博物館が舞台です。バツ1でアイスホッケー好きの典型的ニューヨーカー Ben Stiller/ベン・スティラー演じるLarry Daley/ラリー・デイリーは、年がら年中ツキに見放されているにもかかわらず、何か大きなことがあると思っている夢想家。離婚した妻と再婚相手のやり手金融マンともとってもフレンドリーで、しばしば彼らに引き取られた息子Jake Cherry/ジェイク・チェリー演じる ニック・デイリー/Nick Daleyにも会っていました。しかし、ニックまでも、「どうして仕事が続かないの」と心配される始末。離婚した妻に「もうこれ以上あの子を傷つけないで」と云われ、奮起した彼が職安でもらった職業は、「自然史博物館の深夜勤務の夜警員」という、つまらない仕事を引き受けたることになりました。 たった一人での夜の警備。うたた寝から目覚めてみたら、あるはずのテラノサウルスの化石がいない!そして何故か水の音が聞こえます。 そこには、冷水器で水を飲んでいるテラノサウルスがいたのです。ラリーに気づいたテラノサウルスはラリーを追いかけ始めました。テラノサウルスを何とかやり過ごしたラリーは、博物館の中で異様な事態が起こっている事に気づきます。展示品である歴代の著名人や動物・恐竜の化石などが意思を持って思い思いに動き出すのでした。勤務最初の夜はなんとかやり過ごしましたが、仕事を継続するには、打開策が必要と日中に歴史の情報を収集するラリー。夜はRobin Williams/ロビン・ウィリアムズ演じるアメリカの元大統領・ルーズベルト(の蝋人形)の助けを借りながら博物館の維持に努めますが、収拾がつかず更に酷い事になってしまいます。そして彼の知らないところで博物館を巡る陰謀も渦巻いていたのです。博物館を救うために、ラリーは魔法をコントロールする方法を見つけなければならないのですが… ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <レビュー> ベン・スティーラー得意のコメディが溢れている映画です。ストーリー的には一寸微妙な部分もありますが、やることなすことが裏目に出る展開のものはどれも面白く、かなり笑えました。ハリウッド映画特有の恋愛、ベッドシーンは全くなく、お子様・ファミリー向けのクリスマス映画で、子供が見たら間違いなく自然史博物館に行きたくなってしまう作品。笑いの見所はやっぱり、ラリーのドタバタぶり。それ以外にもルーズベルトを演じるロビン・ウィリアムスとのやりとり、アレキサンダーの展示場の隣に位置する西部時代の展示場にいるカウボーイを演じるオーウェン・ウィルソンとの絡みなど、沢山ありました。 また一寸豪華なキャストの博物館の老警備員たちVSラリー&展示品との攻防も見事でした。 展示物のまとめ役として徐々に地位を得ていくラリーの成長など、コメディながらも上手くまとめていました。親子連れで見に行くのが一番いいと思います。 オフィシャル・サイト Night at the Museum (英語) ナイトミュージアム(日本語) アメリカ自然史博物館 Central Park West 79th Street NYC 212.769.5100 2006年12月公開の「ERAGON/エラゴン~遺志を継ぐ者~」を観てきました。私は未読ですが、原作は子供から大人まで総ての人を魅了する本格ファンタジーノベル『エラゴン 遺志を継ぐ者』クリストファー・パオリーニ著書。NYタイムズのベストセラーリストで、あの『ハリー・ポッター』 を抜いて1位に輝き、その後87週間連続でランクインしました。全米で300万部もの売り上げを記録し、たちまち世界の40カ国で翻訳される大ベストセラーノベルです。当初観る予定だった『The Good Sheperd』の時間を間違えてしまったのでコレを観ました。監督はジョージ・ルーカスのVFX工房“ILM”に長年在籍し視覚効果の分野で多くの実績を残すシュテフェン・ファンマイアー。これが監督デビュー作品となるそうです。【あらすじ】 Ed Speleers/エド・スペリーアス 演じるEragon/エラゴンは、幼い時に母が家を出て父親は不明。しかし、アラゲイジア帝国の北方、カーヴァホールの村で農業を営む伯父ギャロウの元で、伯父の実子であるローランと兄弟同様に育てられ、貧しいながらも平穏な日々を送っていました。アラゲイジア帝国は、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地でした。しかし今はJohn Malkovich/ジョン・マルコビッチ演じる邪悪なKing Galbatorix/ガルバトリックス王の圧制の下、帝国は大きな混乱の渦の中にありました。 ある日の夜。森の中に何かを抱えて逃げる一団とそれを追う者がいました。 追い詰められたSienna Guillory/シエンナ・ギロリー演じるエルフの王女Arya/アーリアが間一髪呪文を唱えた瞬間、青い石は何処かへか消えてしまいました。時同じ頃、エラゴンは雌鹿を追って、スパイン山脈の奥まで入っていました。しかし矢を射ようとした瞬間、原因不明の発光によって邪魔されてしまいました。発光のあった地点の草木は焼け焦げていましたが、その中心に青色のつややかな石がありました。エラゴンはソレを雌鹿の代わりにとカーヴァホールの村でまで持ち帰ります。肉と青い石を交換しようと村の肉屋に話すのですが、森で拾ったことを告げると、それまでの対応と打って変って冷たくあしらわれてしまいます。 捨てるに忍びないと思ったエラゴンは、石を持ち帰りますが、なぜか家族にその旨を伝えませんでした。そして家に帰るなり、ローランが家を出て独立するということを聞きつけます。また伯父はエラゴンにも、自分の好きな道を進めと云うのでした。その夜、持ち帰った青い石の中から幼いドラゴンが孵ります。そしてその時エラゴンの掌にはあざが浮かび上がっていました。新しいドラゴンの気配を感じたガルバトリックス王は、すぐさまドラゴンを捜索するよう命じました。ドラゴンはあっという間に大きく成長し、エラゴンが呼びかけるとそれに応え、サフィラと名乗りました。 エラゴンはふとしたきっかけでJeremy Irons/ジェレミー・アイアンズ演じるBrom/ブロムがドラゴンライダーだったことを知ります。エラゴンはブロムからドラゴンの話を聞こうとするが追い返されてしまいます。 帰り道、誰かが自分とドラゴンを探していることを知り急いで家に戻ったが、伯父は何者かに殺されてしまった後でした。伯父の死に悲嘆にくれている。エラゴンの前に、ブロムがやって来ました。ブロムはエラゴンンが王に対抗できるドラゴンライダーだと告げます。そしてエラゴンは、伯父の復讐とドラゴンライダーになるため、<b>ブロムからヴァーデンに向かう旅の中で剣の修行やドラゴンライダーの歴史を学びながら王に対抗する人々の集まるヴァーデンに向かうことに…。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <レビュー> 可もなく不可もなく、期待した作品ではなかったので、”まぁこんなものか“という印象しかありませんでしたが、全体的にもったいないという感じでした。アクションシーンは細かくカット割りしすぎで溜めがなく、いまひとつ重さに欠けたように思いました。展開が速いのは仕方ないのかもしれませんが、ドラゴン意外もCGに頼りすぎでちょっと飽きました。キャスティングは凄いけど、ストーリーはありがちなファンタジー。とはいえ原作を読んでいないので、今後の2作品の展開に期待かも。ただ個人的にはドラゴンのイメージが微妙な感じで、生まれたては可愛いと思いましたが、あんまりかっこよくないような気がしました。鎧をつけたドラゴンって云うのも変でした。 オフィシャルサイト エラゴン~遺志を継ぐ者~(日本語) Eragon (英語) 2006年12月公開の「Letter From Iwo Jima/硫黄島からの手紙」を観てきました。硫黄島での戦いを日米双方の視点から描く2部作の「Father of Flag/父親たちの星条旗」に続く第2弾。アメリカ留学の経験を持ち、親米派でありながらアメリカを最も苦しめた指揮官として知られる知将・栗林忠道中将が家族に宛てた手紙をまとめた『「玉砕総指揮官」の絵手紙』を基に、本土防衛最後の砦として、死を覚悟しながらも、一日でも長く島を守るために戦い続けた男たちの悲壮な最期を見つめます。主演は 「ラスト サムライ」の渡辺謙、共演に人気グループ“嵐”の二宮和也。当初2007年2月公開を予定していた作品ですが、12月20日からNY,LA,SF三都市での先行のリミテッド公開。1月から拡大公開アカデミー賞狙いの公開方法![]() ![]() ![]() ![]() 【あらすじ】 2005年、硫黄島。地下要塞の地中から発見された数百通もの手紙。それは、60年前、この島で戦った男たちが、家族に書き遺した届くことのなかった手紙でした―。 戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官として渡辺謙演じる陸軍中将・栗林忠道が降り立ちました。アメリカ留学の経験を持つ栗林は、アメリカとの戦いの厳しさを誰よりも知り尽く男でした。本土防衛の最後の砦とも言うべき硫黄島の命運は、彼に託されたのです。栗林は、着任早々無意味な精神論が幅を利かせていた軍の体質を改め、合理的な体制を整えていきます。すぐさま作戦を変更し、部下に対する理不尽な体罰をも戒めた栗林に、兵士たちは驚きの目を向けます。今までのどの指揮官とも違う栗林との出会いは、硫黄島での日々に絶望を感じていた二宮和也演じる西郷等に新たな希望を抱かせるのでした。しかし従来の常識にとらわれない栗林のやり方に、中村獅童演じる伊藤中尉等、将校たちの反発を強める一方、伊原剛志演じるロサンゼルス・オリンピック馬術競技金メダリストの”バロン西”こと西竹一中佐のような理解者もいました。灼熱の島で、食べ物も飲み物も満足できない状況。作戦を大きく変更した栗林は、圧倒的な戦力の米軍を迎え撃つため、島中に彫り進められた地下要塞の構築を進めていきます。 1945年2月19日。遂に米軍が上陸を開始しました。死こそ名誉とされる戦争の真っ只中にあって、栗林は兵士たちに「死ぬな」と命じます。最後の最後まで生き延びて、本土にいる家族の為に、一日でも長く島を守りぬけ、と。栗林の奇策に反発し、軍人らしく玉砕を貫こうとする伊藤中尉。また憲兵隊のエリートから一変、過酷な戦場へと送り込まれた加瀬亮演じる清水。戦場にあってなお国際人であり続けたバロン西。まだ見ぬ我が子を胸に抱く為、どんなことをしても生きて帰ると妻に誓った西郷。そして彼らを率いた 61年ぶりに届く彼らからの手紙。そのひとりひとりの素顔から、硫黄島の心が明かされていく…。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <レビュー> 第二次世界大戦のアメリカの「敵」の視点という作品で、こちらでは評価はあれど、興行成績的にはどうかと懸念していたら、思いのほか劇場は満席でした。とても完成度の高い作品に仕上がっていると思います。原案・脚本が日系人だからか、監督がアメリカ人ということを忘れてしまうくらい、とても日本人らしさが伝わってきました。戦争という異常な状況の下、天皇への忠誠・国家への忠誠という一種の熱病に冒された彼らの描写は見事と云えるでしょう。 「Father of/父親たちの星条旗」では戦争映画以上に人種問題や英雄としての苦悩などを突っ込んで描かれていましたが、この「硫黄島からの手紙」は戦争下における人間の本質、それぞれの登場人物の人間としての極限状態での葛藤が描かれ、前作に続くイーストウッド監督の戦争への観点が二部作で表現されたと思います。戦闘シーンはとにかくリアルで、俳優から、スクリーンから圧倒的なパワーが感じられました。 この作品の主演は渡辺謙ですが、二宮演じた軍国主義に染まっていない西郷の視点だったからこそ、各々の出演人がより深く描けていたと思います。渡辺謙演じる栗林中将のカリスマ性。中村獅童演じる伊藤中尉も軍国主義でありながら人間臭さ。伊原剛志演じたバロン西のかっこ良さ、そして潔さ。加瀬亮演じた清水の繊細さ。二宮の淡々とした表情が戦争というやり切れなさを、物語っていたと思います。 またアメリカ人にインパクトを与えている点は、アメリカの“敵”からの視点から戦争をきちんと描いた点であり、当たり前ですが“敵”もまた人間であるという事実を突きつけているという事にあると思います。過去にこのような視点で描かれた“アメリカ映画”は例がなく、現在もアフガニスタン、イラク等で実質戦争を行っているこの国に対して深く重いものを突きつけ『父親たちの星条旗』と合わせ鏡のようになって、戦争という行為の不毛さを鮮明に浮き上がらせていると思います。 硫黄島は、現在でも自衛隊の一部しか入島が認められておらず、最近まで調査もされなかった島だそうです。 オフィシャル・サイト Letter From Iwo Jima/硫黄島からの手紙 (日本語) Letter From Iwo Jima/硫黄島からの手紙 (英語) 2006年12月公開の「THE PURSUIT OF HAPPYNESS/幸せのかたち」を観てきました。投資ブローカーでホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、クリス・ガードナーの半生を基に描いた感動作。主演のウィル・スミスと彼の次男ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスが本当の親子役で出演しているのも話題になった作品です。Happynessは本来Happiness とyをiに変えて綴らなければなりませんが、これは本編の中でも使われています。 監督はイタリア人のGabriele Muccino/ガブリエレ・ムッチーノ。彼自身、監督脚本は勿論のこと俳優でもありマルチな才能の持ち主です。 【あらすじ】 舞台は1981年のサンフランシスコ。 Will Smith/ウィルスミス演じるChris Gardner/クリス・ガードナーの1日は5歳の息子Jaden Christopher Syre Smith/ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス演じるChristopher/クリストファーを保育園に送り届けることから始まります。クリスにとってクリストファーは何よりも大事な宝物。彼自身が幼い頃父親と離れていたせいでつらい思いを何度もしました。 だからこそクリストファーには決して同じ思いをさせたくなかったのです。 クリスとThandie Newton/タンディ・ニュートン演じるLinda/リンダは一攫千金を夢見て、骨密度を測る精密機械をまとめて購入しました。クリスは有能なセールスマンですが、高額の精密機器はなかなか思うように売れませんでした。 現状は家族を支えるのは、リンダのパートのお金だけというありさま。そんな生活に疲れきった妻の忍耐は、限界に近かったのでした。 ある日、通りを歩いているとき、颯爽と高級車から一人のビジネスマンが降り立ちました。どんな仕事をしたらそんな風になれるんだろうと、思わず声をかけるクリス。彼は株の仲買人でした。聞けば学歴がなくても、証券会社の養成コースを受講し、成績しだいでは正社員の道もあるらしい。早速クリスはディーン・ウィッター社の養成コース願書を提出します。定員は20名。研修終了後正社員として選ばれるのは僅か1名。しかしその前に養成コースを担当しているBrian Howe/ブライアン・ハウ演じるJay Twistle/ジェイ・トゥイッスルの推薦が必要でした。クリスはなんとか彼を捕まえ、彼の乗るTAXYに同乗します。しかし、彼はクリスの自己アピールには全く関心を示さず、流行のルービックキューブに夢中でクリスの話を聞いていませんでした。クリスはジェイ・トゥイッスルの手からルービックキューブを取り上げ鮮やかに総ての面が完成しました。ジェイ・トゥイッスルはすっかり感心した様子で降りていきました。 帰宅したクリスを待っていたのは、もぬけのカラとなった部屋でした。リンダがクリストファーを連れて出て行ってしまったのです。クリスは息子と離れることを拒み、一流会社に就職すべく、全力を尽くすのですが、家賃や税金を払えなくなってしまい、息子と一緒にホームレス生活に…。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <レビュー> 最後に思わず良かったねぇ。と云いたくなるような作品でした。実際重い内容なんですが、明るく前向きで、親子関係がとっても良くて、「The Holiday/ザ・ホリディ」とならんでこの季節だからこそ、観たくなるような映画です。クリス・ガードナーは投資ブローカーとして成功し、独立して自分の投資会社を創設するまでに至るのですが、その成功話ではなく、幸せのしっぽを掴むまでの部分に焦点が置かれることで、『成功を、幸せをあきらめない気持ちが大事だよ』というメッセージが込められ、心温まるストーリーに仕上がっています。 また親子だから出せたのか、この2人の自然な演技は、すごく良かったです。宣伝用のポスターを観ただけでも伝わるものが沢山ありました。 そして作品の中で、ウィル・スミスが放った言葉がすごく素敵で印象的でした。『自分の夢は自分で守れ。誰にもその夢を壊すことはできない、お父さんでさえもお前の夢を壊せない。』これって中々云えない言葉だなぁって素直に感動してしまいました。 オフィシャルサイト THE PURSUIT OF HAPPYNESS(英語) オフィシャルサイト 幸せのかたち (日本語) < 前のページ次のページ >
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